ミョウバンを使って手汗を止める方法

塩化アルミニウムとミョウバン

手汗を抑えるのに塩化アルミニウムを使用することが広く知られていますが、同様に食品添加物のミョウバンを使用することで手汗を抑える効果が期待できます。

ミョウバンとは漬物の発色を抑える食品添加物として販売されていて、近所のスーパーや100円均一のお店でも手軽に購入することができます。また、パンやケーキを焼くときに使用するベーキングパウダーとして、他にも消火剤や媒染剤といった幅広い用途で使用される白い結晶状のものです。

塩化アルミニウムが収れん剤として使用されるように、本剤も肌を引き締める収れん作用を有しているので、これを使用することで汗の分泌を行うエクリン汗腺を引き締め、手汗を抑えることが可能となります。

加えて殺菌作用や消臭作用もあるので、発汗によって気になる臭いがあっても抑えることができ、わきがなどにも有効に利用することができます。結晶状のため肌に塗ることができないため、通常は水に溶かしてミョウバン水を作り、それを肌に塗布することで手汗を防ぐようにします。

手汗を止めるためのミョウバン水の作り方

作り方は簡単で、コストが安く材料もすぐに手に入るため、手汗をすぐに抑えたいという人は作ってみると良いでしょう。必要なものはミョウバンおよび水道水のみで、溶かした後に肌に塗布するための携帯用スプレーボトルなどを用意しておけば問題ありません。

ミョウバン10gに対して水150mlが基本となるので、500mlのペットボトルに作成するのであれば、20gを用意すれば良いということになります。酸性の刺激があるため、手汗を抑える効果を期待して高濃度の水を作るようなことはしないように注意しておきましょう。また、肌が弱い人は薄めに作って様子を見ながら濃度を上げていくようにすると良いかもしれません。水道水に溶け込むようにしっかりと振る必要があるので、ペットボトルにキャップをして何度も繰り返し振ることを忘れないようにしましょう。

混ざり合って乳白色になったら良いので、その後は完全に溶け込んで透明になるまで1~3日ほど、直射日光の当たらない涼しい場所に置いておきます。透明の液体に変わったら完成となるので、携帯用スプレーボトルに移し替えて使用するようにしましょう。

高温多湿の場所に置いておくと腐敗しやすくなるので、作り置きなどをする場合は冷えた暗所や冷蔵庫に入れておくようにします。持ち歩きする場合はかばんの中などが好ましく、夏場などは保冷剤と一緒に持ち歩くのが良いようです。手汗を止める方法として、使用するタイミングは手汗を抑えたい直前が良く、例えば人と会う前、会議などの直前などに使用するようにします。使い方としてはまず、タオルなどで手のひらをしっかりと拭き、直後にスプレーを吹きかけてミョウバン水を乾燥させます。

乾燥した時点で水の中に溶け込んだ成分が皮膚の中に浸透し、収れん作用で汗腺からの発汗が収まります。注意点として乾燥させる必要があるので、手汗を抑えたい直前としましたが、実際には乾燥させるだけの時間配分が必要となります。効果は1回の使用で6~7時間は作用すると言われていますが、手汗が多い人ほど乾燥が難しく成分が落ちやすくなるので短くなります。

早い人では1時間程度しか手汗を抑えられなかったという場合もあるので、スプレーするにも多めに持ち歩いておくと良いでしょう。基本的に体内に飲み込むことのある素材であるため、毒性といったものはありませんが、人によっては赤みやかゆみなどの副作用を起こすこともあるため、効果が薄いからといって頻繁に使用するのは気をつけるべきです。

どうしても短時間で使用したいという場合は、前回塗布した分をしっかりと洗い流してから再び塗布するようにしましょう。

ツボを刺激して手汗を止める方法

手汗に悩んでいる人の中には、握手を求められた時や人と手をつながなければならなくなった時など、人と関わるうえで困った経験がある人も多いでしょう。手汗の原因として多くあげられているのが、精神的な要因によるものです。多くの人が精神的なことが原因で手汗に悩まされていますが、手汗の原因はそれだけではありません。

手汗の原因

手汗の原因は主に4つあり、精神的な要因に加え、ホルモンバランスの乱れ、肥満、病気があげられます。人間は緊張や不安などを感じると交感神経が刺激され手汗をかきます。これは本来であれば正常な発汗作用ですが、性格がまじめな人や繊細な人は、手汗の症状がより多くあらわれてしまうのです。

女性に多くみられるのがホルモンバランスの乱れによるものです。更年期障害を迎える高齢の女性や生理前後、妊娠中の女性、はホルモンバランスの乱れによって手汗に悩まされることがあります。次に肥満です。肥満の人は脂肪が多いために熱が体外に排出されにくく、体温が高くなりがちです。体温を下げるためには発汗を促すことが必要となり、手汗も同様に増えることになるのです。そしてなんらかの病気によって手汗がみられることもあるのです。

ツボで手汗を止める

それでは手汗を止める方法にはどのようなものがあるのでしょうか。手汗を止める方法のひとつにツボを押す方法があげられます。精神的な要因で手汗をかいてしまう人は、この方法により改善に期待ができます。まず手汗をかく時としては、人前で話をする時や面接など緊張や興奮が高まる時であることが多いでしょう。汗をかいた場合にはハンカチやタオルなどで拭けばよいと思う人もいるかもしれませんが、汗をかくことで相手に自信がないと誤解されてしまうこともあるでしょう。このような時に前もって手汗を止める準備をしておけばよいのです。

手汗を止めるためのツボのひとつに、リラックス効果のある老宮があげられます。老宮の場所は、手のひらを握りしめた時に中指の爪があたる位置がこれにあたります。老宮を押すことで、気持ちが和らぎ、リラックスすることができるのです。押し方の注意点としては、親指を使って少し痛いと感じるほどの強さで5秒ほど押し続けてみましょう。これを1セットとして、左右の手で5セットほど繰り返してみるとよいでしょう。

次に気持ちを落ち着かせることのできる神門です。神門は手のひらを自分の方に向けて、小指から下の方へ向かいます。手首のしわがある部分の近くにコリコリとした骨があり、この骨のすぐ横のくぼみがこれにあたります。押し方の注意点としては、軽く刺激を与える程度にとどめ、痛いと感じるほど強く押すのはやめましょう。左右の手の神門を20回から30回ほど押すとよいでしょう。そして不安を解消するツボが合谷です。合谷は手の甲と親指と人差し指の骨の間に位置しています。この場所を3秒から5秒ほど円を描くように押しましょう。左右5セットほど押すと効果的です。

肥満などの理由により、体温の上昇によって手汗をかいてしまう人は血流を促し、熱を分散させ、体温を下げる効果のあるツボを押すとよいでしょう。体温を下げるツボは復溜です。復溜の位置はくるぶしの内側とアキレス腱の真ん中から4センチメートルほど上に向かった場所にあります。押し方の注意点としては、指でマッサージをするように押しましょう。

これらが手汗を止めるのに効果的であるといわれているツボです。手汗をかいてしまう人は、緊張してしまう状況があり、手汗をかくのではないかと思われる前に、これらの場所を押してみるとよいでしょう。指で押すだけでなく、お灸を利用する方法もあるので、やってみるのもよいでしょう。